上海モーターショーでワールドプレミアされたレクサス初のミニバン『LM300h』動画
フロントマスクは、レクサス最大のスピンドルグリルが配されています。
相当な賛否両論があるレクサス「LM」(LM350/LM300h)ですが、ミニバンは日本発のジャンルの車ですし、ぜひ日本でも発売してほしい!と思う方は多いと思います。今後、日本投入の要望が高ければ検討されるものと思われます。
導入時期ですが順当に行けば、次期「アル/ヴェル」のフルモデルチェンジで日本投入、というシナリオかと思いますが、4人乗り仕様は、アル/ヴェルの「Excecutive Lounge」の更に上級バージョンで乗り心地も良いとなれば、法人需要を中心に日本市場に投入されてもかなりのヒットが予想されますのでこのままの形で日本導入、という可能性もあるかもしれません。現在は日本導入は未定
レクサスオフィシャルムービーでは、LM300hの内装を確認することができる。4座のゴージャスなシートや大型ディスプレイが公開されています。
パーテーションに組み込まれたテレビの大きさにも違いが存在。RLは24インチに対してLMは26インチと一回り大きめです。LMのテレビは、スマートフォンやタブレットなどの機器に接続でき、Blu-ray再生をサポートしているほか、19スピーカーサウンドシステムを搭載しています。
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中国市場はもちろん、世界のどこを探しても最上級のおもてなしといえるレクサス「LM300h」のようなクルマは存在しません。価格はまだ発表されていませんが、アルファードの中国価格が80万元から(日本円:約1300万円から)、ロイヤルラウンジが約1500万円以上であることから、「LM300h」は軽く2000万円は超えてきそうです。
しかし、「LM300h」が中国で目指すところは高級ミニバンの頂点ではないでしょう。前述したように、「大企業のトップを送迎するにはミニバンではなくメルセデスやアウディの最上級セダンを使う」という中国の事情を考えれば、ミニバンの形をした世界最高級VIPカーとして君臨していくことも十分考えられます。
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レクサス新型LMのパワートレインとスペック
【LM300h】
パワートレイン:直列4気筒2.5L+モーター
エンジン出力:152ps/21.0kgm
フロントモーター出力:143ps/27.5kgm
リヤモーター出力:68ps/14.2kgm
システム最高出力:197ps
【LM350】
エンジン:V型6気筒3.5L
最高出力:301ps/36.8kgm
トランスミッション:CVT or 8速AT(3.5Lガソリン車)
駆動方式:FF or 4WD(ハイブリッド車は4WDのみ)
レクサス新型LMのパワートレインには、2.5Lハイブリッドと3.5Lガソリンエンジンの2種が設定されます。
2.5Lハイブリッドシステムは、フロントとリアのそれぞれに高出力のモーターを搭載することで4WDとされ、高い静粛性とモーターによる力強い走りを両立。
3.5Lエンジンは改良により大幅に出力がアップされ、出力を前モデルの280ps/35.1kgmから、301ps/36.8kgmにまでアップ。